ZOZOのiOSエンジニアに興味をお持ちの方へ
ご覧いただきありがとうございます。本ページではZOZO TECH BLOGでは伝えきれない、ZOZOの「iOSエンジニア」に関する情報をまとめてお伝えいたします。なお、数値を含む各種情報は2024年8月現在のものとなります。
ZOZOについて
私たち株式会社ZOZOは、ファッションEC「ZOZOTOWN」を中心とする様々なファッションサービスを展開しています。
経営戦略として「MORE FASHION × FASHION TECH」を掲げ、“ソウゾウのナナメウエ”というZOZOらしさを大切にしながら、ZOZOのサービスを通じて企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現を目指しています。
エンジニア向け会社説明資料
福利厚生・制度
エンジニアの成長支援の一環として、書籍購入補助や国内外のカンファレンス参加費全額補助などの制度が用意されています。カンファレンス参加費全額補助制度により、毎年1名以上のiOSエンジニアがAppleの年次カンファレンスである「WWDC」に参加しています。
ZOZOのエンジニアについて
ZOZOのエンジニアは「全国在宅勤務制度」により、北は北海道から南は九州まで文字通り全国に住んでいます。そのため、オンラインでのコミュニケーションが中心となりますが、不定期で顔を合わせる機会も用意されています。出社する場合は西千葉オフィスまたは紀尾井町オフィスのいずれかとなります。
また、コアタイム無しの「フルフレックスタイム制度」により、柔軟な働き方を選択できます。
iOSエンジニア間のコミュニケーション
Slackの #tech-ios
チャンネルではiOS関連の情報共有がされています。また、Apple Vision Proの登場にあわせて派生チャンネルとなる #tech-visionos
チャンネルも生まれています。
毎月開催される「iOS技術共有会」ではプロダクトごとの状況の他、旬なトピックを取り上げるなどしています。
iOSエンジニアが携わるZOZOのプロダクトについて
ZOZOでは次のプロダクトにiOSエンジニアが携わっています。多くの場合、iOSエンジニアはいずれかのプロダクトにアサインされます。
- ZOZOTOWN
- WEAR
- FAANS
- 計測事業
各プロダクトについて開発体制や技術スタックなどを紹介します。
ZOZOTOWNのiOSチーム
ZOZOTOWNは、1,600以上のショップ、9,000以上のブランドを取り扱うファッションECです。ブランド古着のファッションゾーン「ZOZOUSED」やコスメ専門モール「ZOZOCOSME」、靴の専門モール「ZOZOSHOES」、ラグジュアリー&デザイナーズゾーン「ZOZOVILLA」を展開しています。2004年12月に運営を開始し、2010年11月からiOSアプリを提供しています。
ZOZOTOWNのiOSチームは開発1部と開発2部の2ブロックで構成されています。両ブロックをあわせて正社員10名、業務委託4 名、内定者アルバイト1名がアサインされています。内3名はZOZOに新卒で入社したiOSエンジニアです。
ZOZOTOWNのiOSチームの技術スタック
開発言語 | Swift: 約90%、Objective-C: 約10% |
---|---|
UIフレームワーク | SwiftUI: 約10%、UIKit: 約90% |
アーキテクチャ | MVVM |
ライブラリ | Combine、Lottie、ZOZOMAT・ZOZOGLASSなど社内ライブラリ |
開発環境 | Xcode |
リポジトリ管理 | GitHub |
パッケージ管理 | Swift Package Manager、CocoaPods |
CI/CD | Bitrise、DeployGate、GitHub Actions、fastlane |
プロジェクト管理 | Jira |
ドキュメント管理 | Confluence |
デザイン管理 | Figma、AdobeXD |
コミュニケーション | Slack、Zoom、Gather、Discord |
その他 | Firebase、Zapier、Miro、Findy Team+ |
チームの働き方や取り組み
チームの取り組みをまとめた「ZOZOTOWNのiOSチームを支えるチーム運用」をご参照ください。
課題感や今後取り組みたいことなど
- コードベース改善やチーム体制強化など多方面アプローチによる安定した開発生産性の確立
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ZOZOTOWNのiOSチームにはこんな人がいます
WEARのiOSチーム
WEARはあなたの「似合う」が探せるファッションコーディネートアプリです。AIを活用したファッションジャンル診断や、フルメイクをARで試せる「WEARお試しメイク」を提供しています。2013年10月の運営開始と同時にiOSアプリを提供しています。2024年5月9日に「WEAR by ZOZO」としてリニューアルしています。
WEARのiOSチームは正社員6名、業務委託3名、内定者アルバイト1名がアサインされています。内1名はZOZOに新卒で入社したiOSエンジニアです。
WEARのiOSチームの技術スタック
開発言語 | Swift: 約85%、Objective-C: 約15% |
---|---|
UIフレームワーク | SwiftUI: 約1%、UIKit: 約99% |
アーキテクチャ | MVP |
ライブラリ | ReactiveCocoa、Kingfisher、Alamofire、SwiftFormat etc. |
開発環境 | Xcode |
リポジトリ管理 | GitHub |
パッケージ管理 | Swift Package Manager、CocoaPods |
CI/CD | Bitrise、DeployGate、fastlane |
プロジェクト管理 | Jira |
ドキュメント管理 | Confluence |
デザイン管理 | Figma |
コミュニケーション | Slack、Zoom、Discord |
その他 | Firebase、Findy Team+ |
チームの働き方や取り組み
- 職能を横断したMatrixチームでのスクラム開発
課題感や今後取り組みたいことなど
- SwiftUIの導入
- 生成AIを利用した業務効率化
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FAANSのiOSチーム
FAANSはショップスタッフの販売サポートツールです。2021年11月に始動したZOZOTOWNとブランド実店舗をつなぐOMOプラットフォーム「ZOZOMO」で展開するサービスの1つで、アパレルリテールテックサービスとしてファッション業界の新しい仕事道具となることを目指しています。2022年8月の正式版ローンチ時からiOSアプリを提供しています
FAANSのiOSチームは正社員4名がアサインされています。内1名はZOZOに新卒で入社したiOSエンジニアです。
FAANSのiOSチームの技術スタック
開発言語 | Swift: 約97%、Objective-C: 約3% |
---|---|
UIフレームワーク | SwiftUI: 約15%、UIKit: 約85% |
アーキテクチャ | MVP |
ライブラリ | Swift Concurrency、Combine、Kingfisher、OpenAPI (Swagger)、StubKit、Mockolo |
開発環境 | Xcode |
リポジトリ管理 | GitHub |
パッケージ管理 | CocoaPods |
CI/CD | Bitrise、DeployGate、fastlane、GitHub Actions |
プロジェクト管理 | Jira |
ドキュメント管理 | Confluence |
デザイン管理 | Figma |
コミュニケーション | Slack、Gather |
その他 | Firebase |
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計測事業のiOSチーム
ZOZOTOWNアプリで使える「ZOZOMAT」や「ZOZOGLASS」などの計測テクノロジーを活用した計測事業を展開しています。また、現在はUSでのみリリースしているボディーマネジメントサービス「ZOZOFIT」のiOSアプリの開発にも携わっています。他チームと比べ、業務内で英語を利用する場面があることも特徴のひとつです。
計測事業のiOSチームは正社員6人がアサインされています。内3名はZOZOに新卒で入社したiOSエンジニアです。
計測事業のiOSチームの技術スタック
開発言語 | Swift(3Dレンダリング用の C / C++ / Objective-C もあり) |
---|---|
UIフレームワーク | SwiftUI: 約40%、UIKit: 約60% |
アーキテクチャ | MVC、MVVM |
ライブラリ | OpenCV、gRPC、Lottie、その他社内ライブラリなど |
開発環境 | Xcode |
リポジトリ管理 | GitHub |
パッケージ管理 | Swift Package Manager |
CI/CD | Bitrise、DeployGate、GitHub Actions |
プロジェクト管理 | ClickUp、Jira |
ドキュメント管理 | Confluence |
デザイン管理 | Figma |
コミュニケーション | Slack、Gather |
その他 | Firebase |
計測事業の内、USでのみ提供している「ZOZOFIT」の全容や技術スタックについては以下の記事に詳しくまとまっています。
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計測事業のiOSチームにはこんな人がいます
iOSエンジニアの技術コミュニティへの貢献
毎年「iOSDC Japan」と「try! Swift Tokyo」に協賛し、ブースを出展しています。また、ZOZOとしてOSS活動に積極的に取り組んでいます。
iOSDC Japan
例年、iOSDC Japanでは「ネタ出し会」を実施し、積極的に公募へ応募しています。毎年、その年の新卒エンジニアを含むZOZOのiOSエンジニアが採択されています。
- ZOZOはiOSDC Japan 2024にプラチナスポンサーとして協賛&エンジニアが発表・寄稿します! #iosdc|ZOZO DEVELOPERS BLOG
- ZOZOはiOSDC Japan 2023にプラチナスポンサーとして協賛&3名のエンジニアが登壇します! #iosdc|ZOZO DEVELOPERS BLOG
- ZOZOは #iOSDC Japan 2022にプラチナスポンサーとして協賛 & 6名のエンジニアが登壇します!|ZOZO DEVELOPERS BLOG
- #iOSDC Japan 2021 にZOZOテクノロジーズのエンジニアが7名登壇+原稿を2本寄稿します!|ZOZO DEVELOPERS BLOG
- 「iOSDC Japan 2020」開催まであと3日!ZOZOテクノロジーズは、ゴールドスポンサーとして協賛しています。|ZOZO DEVELOPERS BLOG
try! Swift Tokyo
- 5年ぶりの開催!「try! Swift Tokyo 2024」参加レポート - ZOZO TECH BLOG
- ZOZOテクノロジーズの取り組みを大公開!try! Swift 2019 Tokyo 参加レポート - ZOZO TECH BLOG
OSS活動
ZOZOでは業務中のOSS活動も公式に認められています。
記事本文中でも触れていますが、このOSSポリシーはGitHubに公開しているので、ご興味のある方はぜひご参照ください。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。ZOZOでは現在、ZOZOTOWNのiOSエンジニアを募集中です。また、iOSエンジニアに限らず、一緒にサービスを作り上げてくれる仲間を募集中です。ご興味のある方は、以下のリンクからぜひご応募ください。
もう少し詳しく話を聞きたい!という方はカジュアル面談も受け付けています。