ZOZOのAndroidエンジニアに興味をお持ちの方へ

Hi, We’re ZOZO Android Engineers

ZOZOのAndroidエンジニアに興味をお持ちの方へ

ご覧いただきありがとうございます。本ページではZOZO TECH BLOGでは伝えきれない、ZOZOの「Androidエンジニア」に関する情報をまとめてお伝えいたします。なお、数値を含む各種情報は2025年9月現在のものとなります。

ZOZOについて

私たち株式会社ZOZOは、ファッションEC「ZOZOTOWN」を中心とする様々なファッションサービスを展開しています。

経営戦略として「MORE FASHION × FASHION TECH」を掲げ、“ソウゾウのナナメウエ”というZOZOらしさを大切にしながら、ZOZOのサービスを通じて企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現を目指しています。

エンジニア向け会社説明資料

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福利厚生・制度

エンジニアの成長支援の一環として、書籍購入補助や国内外のカンファレンス参加費全額補助などの制度が用意されています。カンファレンス参加費全額補助制度により、DroidKaigiなど国内カンファレンスやGoogle I/Oなどの海外カンファレンスにも参加しています。

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ZOZOのエンジニアについて

ZOZOのエンジニアは「全国在宅勤務制度」により、北は北海道から南は沖縄まで文字通り全国に住んでいます。そのため、オンラインでのコミュニケーションが中心となりますが、不定期で顔を合わせる機会も用意されています。出社する場合は西千葉オフィスまたは紀尾井町オフィスのいずれかとなります。

また、コアタイム無しの「フルフレックスタイム制度」により、柔軟な働き方を選択できます。

Androidエンジニア間のコミュニケーション

Slackの #tech-android チャンネルではAndroid関連の情報共有がされています。Gatherを使った「ワイワイGatherLT会」など、カジュアルに交流できる場も設けられています。

毎月開催される「Android技術共有会」ではチーム横断で情報共有が行われ、課題解決に取り組んでいます。

Androidエンジニアが携わるプロダクトについて

ZOZOでは次のプロダクトにAndroidエンジニアが携わっています。多くの場合、Androidエンジニアはいずれかのプロダクトにアサインされます。

  • ZOZOTOWN
  • WEAR
  • FAANS
  • 計測事業

各プロダクトについて開発体制や技術スタックなどを紹介します。


ZOZOTOWNのAndroidチーム

ZOZOTOWNは、1,600以上のショップ、9,000以上のブランドを取り扱うファッションECです。ブランド古着のファッションゾーン「ZOZOUSED」やコスメ専門モール「ZOZOCOSME」、シューズ専門ゾーン「ZOZOSHOES」、ラグジュアリー&デザイナーズゾーン「ZOZOVILLA」を展開しています。2004年12月に運営を開始し、2012年5月からAndroidアプリを提供しています。

ZOZOTOWNのAndroidチームはZOZOTOWN開発1部に2ブロック、ZOZOTOWN開発2部に1ブロックの合計3ブロックで構成されています。あわせて正社員17名、内定者アルバイト1名がアサインされています。内3名はZOZOに新卒で入社したAndroidエンジニアです。

ZOZOTOWNのAndroidチームの技術スタック

開発言語 Kotlin: 約81%、Java: 約19%
UIフレームワーク Jetpack Compose: 約45%、View System: 約55%
アーキテクチャ MVVM・一部の画面でRedux
ライブラリ Android Jetpack / Jetpack Compose / Dagger Hilt / Coroutines / Epoxy / Truth / MockK
開発環境 Android Studio
リポジトリ管理 GitHub
パッケージ管理 Gradle
CI/CD GitHub Actions、DeployGate
プロジェクト管理 Jira
ドキュメント管理 Confluence
デザイン管理 Figma
コミュニケーション Slack、Gather
その他 Claude Code、Codex、Gemini CLI、Firebase、Zapier、Miro、Findy Team+

チームの働き方や取り組み

  • フルリーモート
  • 週次で振り返り
  • ワーキンググループ
  • 読書会・技術活動会
  • 本部を跨いだ案件進行(関係者が多い、案件が多彩)

課題感や今後取り組みたいことなど

いまの課題は、同じアプリを複数のチームで並行開発する難しさです。コードのコンフリクトやスケジュール調整の難しさに加えて、変更を取り込んだ結果ほかの部分に影響が出てしまう可能性もあります。こうした状況は、古い実装(Javaなど)のリファクタリングを進めにくくしている要因にもなっています。さらに、大規模なチーム体制ならではの「知識共有の難しさ」「スキルのばらつき」といった課題も存在します。

これらを少しでもスムーズに解決できるよう仕組みづくりを検討するとともに、AI活用についても取り組みを進めたいと考えています。AI活用は並行開発の支援にとどまらず、さまざまな発想を楽しみながら生産性向上につなげていきたいです。

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ZOZOTOWNのAndroidチームにはこんな人がいます

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WEARのAndroidチーム

出典: プレスリリース

WEARはあなたの「似合う」が探せるファッションコーディネートアプリです。AIを活用したファッションジャンル診断や、フルメイクをARで試せる「WEARお試しメイク」を提供しています。2013年10月の運営開始と同時にAndroidアプリを提供しています。2024年5月9日に「WEAR by ZOZO」としてリニューアルしています。

WEARのAndroidチームは正社員5名、業務委託3名がアサインされています。内2名はZOZOに新卒で入社したAndroidエンジニアです。

WEARのAndroidチームの技術スタック

開発言語 Kotlin: 約99.4%、Java: 約0.6%
UIフレームワーク Jetpack Compose: 約81.2%、View System: 約18.8%
アーキテクチャ MVVM
ライブラリ Jetpack Compose / Material3 / Navigation Compose / Hilt / Kotlin Coroutines / Retrofit / CameraX / Media3 / MockK
開発環境 Android Studio
リポジトリ管理 GitHub
パッケージ管理 Gradle
CI/CD Github Actions、DeployGate
プロジェクト管理 Jira
ドキュメント管理 Confluence
デザイン管理 Figma
コミュニケーション Slack、Gather
その他 Firebase、Findy Team+、Claude Code、Github Copilot、Miro

チームの働き方や取り組み

  • 全国各地フルリモートワーク
  • 1つのチームに各ロール(Android, iOS, Backend, Designer, PdM)が所属し、スクラム開発
  • 各種AIを用いた効率化

課題感や今後取り組みたいことなど

  • UIのフルCompose化
  • テストコードの強化
  • AIを使った開発フローの改善

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WEARのAndroidチームにはこんな人がいます

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FAANSのAndroidチーム

出典: プレスリリース

FAANSはショップスタッフの販売サポートツールです。2021年11月に始動したZOZOTOWNとブランド実店舗をつなぐOMOプラットフォーム「ZOZOMO」で展開するサービスの1つで、アパレルリテールテックサービスとしてファッション業界の新しい仕事道具となることを目指しています。2022年8月の正式版ローンチ時からAndroidアプリを提供しています

FAANSのAndroidチームは正社員2名、業務委託1名がアサインされています。

FAANSのAndroidチームの技術スタック

開発言語 Kotlin: 約95%、Java: 約5%
UIフレームワーク Jetpack Compose: 約95%、View System: 約5%
アーキテクチャ 3層アーキテクチャ
ライブラリ Coroutine、Flow、Hilt、OpenAPI (Swagger)、MockK、Retrofit、Room、Navigation Component、Coil
開発環境 Android Studio
リポジトリ管理 GitHub
パッケージ管理 Gradle
CI/CD GitHub Actions、DeployGate
プロジェクト管理 Jira
ドキュメント管理 Confluence
デザイン管理 Figma
コミュニケーション Slack、Gather
その他 Firebase、Miro、Gemini、Claude Code

チームの働き方や取り組み

  • 少数精鋭のため、スピード感ある意思決定やチャレンジしやすい環境
  • 日次で朝会と夕会の実施
  • 週次で勉強会と振り返りの実施

課題感や今後取り組みたいことなど

  • AIを使った開発サイクルの効率化

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計測事業のAndroidチーム

出典: プレスリリース

ZOZOTOWNアプリで使える「ZOZOMAT」や「ZOZOGLASS」などの計測テクノロジーを活用した計測事業を展開しています。また、現在はUSでのみリリースしているボディーマネジメントサービス「ZOZOFIT」のAndroidアプリの開発にも携わっています。他チームと比べ、業務内で英語を利用する場面があることも特徴のひとつです。

計測事業のAndroidチームは正社員8名がアサインされています。内2名はZOZOに新卒で入社したAndroidエンジニアです。

計測事業のAndroidチームの技術スタック

開発言語 Kotlin: 約99.8%、Java: 約0.2%/td>
UIフレームワーク Jetpack Compose: 約60%(3プロジェクト)、View System: 約40%(2プロジェクト)
アーキテクチャ プロジェクトによるがMVVM、MVI(Spin-MVI)
ライブラリ Retrofit、OkHttp、OpenCV、gRPC、Lottie、Navigation Component、その他社内ライブラリなど
開発環境 Android Studio
リポジトリ管理 GitHub
パッケージ管理 Gradle(Kotlin DSL 80%)
CI/CD GitHub Actions、DeployGate
プロジェクト管理 ClickUp、Jira
ドキュメント管理 Confluence
デザイン管理 Figma
コミュニケーション Slack、Gather
その他 Firebase、Miro

チームの働き方や取り組み

  • 海外チームとの共同開発体制
  • プロダクトが多く新規やPoC開発もあるため、様々なことにチャレンジできる環境
  • チーム内技術改善検討会の開催

課題感や今後取り組みたいことなど

  • プロダクトのフェーズによって異なる要求に対して迅速かつ柔軟な開発
  • 計測値を使用した機能開発の促進、計測技術の世界展開

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Androidエンジニアの技術コミュニティへの貢献

毎年「DroidKaigi」に協賛し、ブースを出展しています。また「ネタ出し会」を実施し、積極的に公募へ応募しています。毎年、その年の新卒エンジニアを含むZOZOのAndroidエンジニアが採択されています。

OSS活動

ZOZOでは業務中のOSS活動も公式に認められています。

techblog.zozo.com

記事本文中でも触れていますが、このOSSポリシーはGitHubに公開しているので、ご興味のある方はぜひご参照ください。

github.com


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。最新のAndroidエンジニアの募集情報は採用ページに掲載しています。ご興味のある方は、以下のリンクからご覧ください。

corp.zozo.com

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