はじめまして! 25卒内定者のだーはまです。11月26日から27日にかけて湯河原で開催された内定者向け開発合宿に参加しました。この合宿では、みんなでハッカソンに取り組むだけでなく、温泉や足湯、美味しい食事を堪能しながら内定者同士の親睦を深めました。
合宿の概要
この合宿には参加を希望する25卒の内定者が集まり、2日間でハッカソンを行います。さらに先輩のエンジニアや役員がサポート役で参加します。
ハッカソンのルールは以下の通りです。
- 形式:個人開発
- テーマ:日常で感じている課題を解決するアイデアを考えてみよう
集合
1日目は朝10時に湯河原駅へ集合するところから始まります。遅刻しないか心配でしたが、心配性な性格が功を奏し30分前に到着しました。ちなみに、僕のほかに心配性な同期4名ほどが30分前に集合していました。早く到着したメンバーで湯河原駅近くの喫茶店へ行きました。開発や大学などの話で盛り上がり、楽しい時間を過ごせました。
宿について
合宿場所は湯河原駅からバスで10分ほどの距離にある旅館「おんやど惠」です。
おんやど惠は、開発合宿に最適な施設と設備が揃った場所でした。露天風呂付きの温泉や足湯は心身ともにリラックスできます。ネットワーク環境も非常に安定しており、30人程度で同じWi-Fiを使用しても快適に開発を進められました。さらに、徒歩30秒のコンビニで気軽に買い出しができ、作業に集中できます。
自己紹介タイム
今回の開発合宿に参加した内定者とサポートしてくれる社員の自己紹介がありました。みんなそれぞれ特徴的な自己紹介をしてくれました。
昼食
自己紹介が終わると、昼食の時間です。3種類の美味しいお弁当が用意されていました。お弁当を選ぶ順番はくじ引きで決まります。僕は9番目というなんとも言えない順番だったのですが、一番人気のカルビ弁当を選べました。開発合宿が最高の形でスタートしました。
開発
こんにちは! 25卒内定者のてぃーてぃーです。さて、昼食後すぐに開発が始まりました。開発で行き詰まったところがあれば先輩社員の方たちにアドバイスをもらい、時には他の内定者の様子が気になりどんなものを作っているのかチラチラ見ながら、翌日の成果発表会に向けて開発を進めていきました!
今回の開発合宿で、みんなの開発に対する真剣な眼差しやエンジニアとしての姿を初めて見ることができました。
夕食
1日目の開発時間が終了し、夕食の時間がやってきました。食事はコース形式で、お刺身など様々な和食料理が出てきました。とても美味しかったです!
内定者や社員にかかわらず自由に着席し、食事とお酒を味わいました。入社歴や職種に関わらず、社員同士の距離が近いということがZOZOの魅力だと改めて感じました!
自由時間
夕食後は就寝まで自由時間です。立派な温泉に入ったり、再度集まって開発を続けたりしました。みんな寝る時間ギリギリまで開発や発表準備を続けており、とても熱意を感じました!
部屋は4人部屋でしたので、男性陣は職種ごと(モバイル、バックエンド、SRE、機械学習など)に分かれて寝泊まりしました。
成果発表会
こんにちは。ここからは25卒内定者のじゅんじゅんがレポートします! 2日目になり、いよいよ合宿の集大成を発表する時間になりました。発表順はくじ引きで決めます。
発表は8分と質疑応答の形式で行われました。質疑応答では、技術的な深掘りからフリートークまで、和気藹々とした発表会になりました!
表彰式
休憩後、表彰式が行われました。CPO賞1名と、先輩スタッフ賞2名、内定者賞1名の発表が行われました。それぞれ豪華な景品があったので、ドキドキしながら発表を聞きました。
懇親会
最後は旅館から近くのお店に移動し、開発合宿を振り返りながら先輩との仲を深めるために懇親会を行いました。この2日間ですっかり打ち解けていたので、年齢や職種などは関係なく、みんなでとても盛り上がりました! 僕はZOZOTOWN CPOの橋本さんと同じテーブルで、ZOZOの話からプライベートの話まで色々と聞くことができ、人生の勉強になりました。
受賞作品の紹介
ここからは、表彰された4つの作品を紹介します。
CPO賞「MOMENT CAPSULE」
プロダクト紹介
このアプリは、アナログの魅力を残しつつ、デジタルでつながる新しい形の「写真タイムカプセル」を実現するアプリです。指定した開封日時になるまで中身を閲覧できません。
開発経緯
このアプリは、タイムカプセルの魅力を手軽に楽しめる形で提供したいという思いから生まれました。きっかけは、妹が10年後の自分に向けた手紙を受け取ったエピソードで、「タイムカプセルってエモいな」と感じたことです。しかし、従来のタイムカプセルには以下のような課題があり、実現のハードルが高いものでした。
- 埋める場所の確保が必要
- 掘り返すためにみんなで調整しないといけない
- 何を入れたらいいか迷ってしまう
- 時間が経つと忘れてしまう可能性がある
そこで、「もっと手軽で簡単なタイムカプセルを作れないか」と思い開発しました。
先輩スタッフ賞「まだ飲む?」
プロダクト紹介
飲酒者に数学の問題を解かせ、正答率に応じて泥酔度を算出し、泥酔度に応じてまだ飲んでも大丈夫かどうかをLINEグループにpush通知するアプリです。
開発経緯
年末になると飲み会が増え、それに伴いお酒による失敗も増加します。その原因を分析したところ、泥酔しているかどうかが自分でわからなくなり、まだ飲めると思い続けることで飲みすぎてしまい、結果として論理的思考力が低下し失敗につながるという流れが明らかになりました。そこで、論理的思考力をテストして酔っ払っているかどうかを周囲に認知させることで、この失敗を回避できるのではないかと思いました。
先輩スタッフ賞「メイクレシピ保存アプリ」
プロダクト紹介
メイクレシピの画像を読み込んで文字列化し、画像とともに保存できるアプリです。将来的には、保存したデータをもとに共通のコスメなどをレコメンドする機能を実装したいと考えています。
開発経緯
SNSで流行したメイクレシピの有益な情報が、画像のままではデータとして活用できず、埋もれてしまっている現状に課題を感じました。また、多くの人が他者と共有するために作成したメイクレシピがカメラロールの中で眠ったままになってしまう状況をもったいないと感じたことが、開発のきっかけです。
内定者賞「Decision Coin」
プロダクト紹介
Decision Coinはグループ内において、コインをアプリ内通貨として取引をしながら、ゲーム感覚で意思決定を行うアプリです。
開発経緯
日常生活における意思決定の難しさに着目して開発しました。家族、恋人、友達、研究室、サークルなど、ほぼ全てのコミュニティで意思決定が必要となりますが、価値観のすり合わせは言葉だけでは難しいことがあります。そのため、価値観の定量化を行う術がないか模索していました。また、最近自分が仮想通貨にハマっていることから、この意思決定を取引としてゲーム感覚で行うことで、より円滑なコミュニケーションと合意形成を実現できるだろうと考えました。
おわりに
2日間の開発合宿では、設備が整った旅館で温泉に入り放題という最高の環境の中、体を癒やしながら開発に集中できました。また、同期や先輩と開発や技術、ZOZOについて語り合う中で、社内の雰囲気の良さや高い技術力を実感しました。そして、これまで泊まりがけで過ごす機会のなかった、これから一緒に働く同期の人となりについても知ることができました。この合宿で得た知識と経験を活かし、さらに成長していきたいと思います。ありがとうございました!