はじめに
こんにちは。DevRelブロックの@wirohaです。1月23日に「ZOZO Tech Meetup - Android」を開催しました。ZOZOのモバイルアプリエンジニアがAndroidの開発話をするオンラインイベントです。
登壇内容まとめ
弊社から次の5名が登壇しました。
コンテンツ | 登壇者 |
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CoroutineExceptionHandlerと仲良くなる | 愛川功樹 |
Compose Multiplatform for iOS開発でぶつかった壁 | 井上晃平(@nemo-855) |
Gradle超入門 | 財部彰太(@rabe_hamuyatti) |
Jetpack Composeで様々な画面サイズに対応する | 田中崇裕 |
Jetpack ComposeへのリファクタリングのTIPS: CustomViewの便利な使い方 | 山田尚吾(@yshogo87) |
当日の発表はYouTubeのアーカイブでご覧ください。
CoroutineExceptionHandlerと仲良くなる
愛川からはCoroutineExceptionHandlerについて紹介しました。Coroutinesの例外伝播やCoroutineExceptionHandlerの実体・呼ばれるまでの流れなどを説明しており、詳しい理解を助ける内容でした。Coroutineの実装を見ていくことで、普段コードを書く上でも内部のイメージをしやすくなったとのことです。
Compose Multiplatform for iOS開発でぶつかった壁
井上はCompose Multiplatform for iOSを用いて、個人でiOSアプリとAndroidアプリを作成したそうです。開発する中でぶつかった課題とその解決法を紹介しました。TextField、Context、権限リクエストといったOS間の差異を吸収する工夫はとても良い知見だと感じました。
Gradle超入門
財部からはGradle入門を発表しました。GradleはAndroid開発を行う上でほぼ必ず扱うことになるので、改めて理解を深める良い機会だと感じました。応用すると依存関係の問題の回避や、ビルド時間の短縮にも結びつくので、継続して学んでいきたいですね。
Jetpack Composeで様々な画面サイズに対応する
田中からは、さまざまな画面サイズへ対応するハードルを下げるべく、理解を深めていくための発表を行いました。ナビゲーションとペインの出し分けを実装することで、さまざまなサイズに対応します。具体的なコードが多く出てきて、対応時のイメージがわきやすくなっていました。
Jetpack ComposeへのリファクタリングのTIPS: CustomViewの便利な使い方
山田からはリファクタリングを進めるためのTIPSを発表しました。複雑なレイアウトをいきなりJetpack Composeへリファクタリングするのではなく、少しずつ手順を踏みます。まずはレイアウトを分割し、分割したレイアウトのCustomViewを作り、CustomViewの中だけをJetpack Composeにリファクタリングします。これにより差分が小さくなるため細切れの時間を活用でき、不具合に気づきやすくなるメリットもあるとのことでした。
最後に
今回はAndroidに関するさまざまな知見を発表しました。みなさまご参加ありがとうございました。各発表の質疑応答の時間で多数の質問をいただきましたので、ぜひアーカイブをご覧ください。
ZOZOではAndroidを活用し、一緒にサービスを作り上げてくれる仲間を募集中です。ご興味のある方は以下のリンクからぜひご応募ください。