Androidチームでのインターンシップのすすめ

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Androidエンジニアのnissiyです。学生のみなさん!インターンシップに参加していますか?
近年インターンシップに参加する学生が増えているそうですが、VASILYでも2014年からエンジニア向けインターンシップのプログラムを組んで学生を受け入れています。
募集は通年行っていますが、まとまった時間が取れる夏休みを利用して参加される方が多い傾向にあります。

今回は、昨年のAndroidチームを例にVASILYでのインターンシップの紹介をしたいと思います。

VASILYのインターンシップの特徴

VASILYのエンジニア向けインターンシップでは、すべてのチーム例外なく社員と一緒にiQONに関わる開発を行ってもらいます。
インターンシップ期間中に書いたコードは本番に組み込むため、チーム内でしっかりとコードレビューを行います。

よくあるハッカソン的にプロダクトを作って発表するタイプのインターンシップではないため、本当の意味で就業体験を行うことができます。

インターンシップ参加の条件

インターンシップの参加条件としては、こちらが提示する課題をクリアしてもらう必要があります。
実際にiQONを開発していただくということで、少しハードルの高い課題を設定しています。

ちなみに、昨年のAndroidチームのインターンシップ受け入れ課題は以下のような内容になっていました。

InstagramのAPIを使って『iQON』のタグが付いた画像をグリッド表示するアプリを作成し、
Githubにソースコードを公開して、URLを共有すること

【ルール】
・Android Studioを使って開発すること
・Libraryは自由に使ってOKとする
・グリッド表示にはRecyclerViewを使って実装すること
・ActivityとFragmentは自由に使って構わないがActivityは、AppCompatActivityを継承すること
・Toolbar(ActionBar)を実装すること
    ・スクロールによってToolbarを隠すか、隠さないかは自由とする

課題の提出後は、チーム内でコードレビューをしたあとにフィードバックを行います。
何度か修正のやりとりを経て、課題クリアか判断します。

課題クリアのポイントはいくつかありますが、以下の項目は重視して見ていました。

  • Web APIを使った開発ができるか
  • Androidアプリの基本的なお作法を理解しているか
  • コミュニケーションを取った開発ができるか
  • GitやGithubの基本的な使い方を理解しているか
  • 課題遂行において知らない知識があっても自学できるか


*提出された課題アプリのキャプチャ

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インターンシップで取り組んでもらった内容

課題をクリアした方は、VASILYでの楽しいインターンシップ生活が待っています。
昨年のAndroidチームでは、主に以下のような内容に取り組んでもらいました。

  • SNS連携の改善&グロースハック
  • オンボーディングの改善&グロースハック
  • オンボーディングで使用する特殊なViewの開発
  • Material Design対応
  • iQONで利用しているOSSへのコミット
  • など...

希望によって、実装メインかグロースハックメインかで大きく分かれますが、どちらを選んでも難易度が高く面白い内容になっています。
その他、一般的なインターンシップと同様に、CEOからの会社説明があったり、最終日に取締役への成果報告会などがあったりします。


*Pull Requestを送ると暖かいコメントが数多くもらえます

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VASILYのインターンシップ参加者の声

東京大学Kくん

VASILYのインターンに参加したおかげで、Gitなどのツールの使い方を学ぶことができ、自分の開発力が3倍くらいになったと思っています。
Googleにも認められているAndroidアプリのソースコードを見ながら開発できるのは大変勉強になりました!ありがとうございました!

法政大学大学院Kくん

技術的な面はもちろん、サービスやプロダクトに対するマインドといった面も勉強させて頂きました。
大学を卒業し『エンジニアとして生きていく』ということがどういうことなのかを肌で体験できるインターンシップでした。

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インターンシップからの内定

他社のインターンシップでは新卒採用の選考とは全く関係ないものもあると思いますが、VASILYでは新卒採用の選考フローにインターンシップへの参加が入っているため、新卒入社するためにはインターンシップへの参加が必須になっています。
インターンシップ参加後に、インターンシップ期間中の成果や、会社とのマッチングを見て、その後の選考を受けるか決めてもらうようにしています。

最後に

簡単ではありますが、昨年のAndroidチームを例にVASILYのエンジニア向けインターンシップを紹介しました。

多くのユーザーが利用しているアプリの開発に携われるため、刺激的な就業体験になること間違いなしです。
チームを開発してみたい方、プログラミングが大好きな方、iQONを作ってみたい方、ぜひともVASILYのインターンシップに応募してみてください。

Androidチームだけでなく、すべてのエンジニアチームで募集中なので、詳しくは下のリンク先で確認してください。

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