こんにちは、ZOZOテクノロジーズ VPoEの今村(@kyuns)です。
この記事はZOZOテクノロジーズ Advent Calendar の25日目の記事になります。
今年の4月にスタートトゥデイテクノロジーズ(現ZOZOテクノロジーズ)が発足してから約8ヶ月が経ちました。新型ZOZOSUITやプライベートブランド「ZOZO」の発表など今年は色々と新しいチャレンジをしていた弊社ですが、外から見たときにエンジニア観点だとまだまだ謎めいている部分がたくさんあると思います。
ちょうど先日代表の前澤がツイートしたことでTwitter採用が話題になりましたが、反響も非常に大きく、多くの方にご応募いただき実際に何名かのエンジニアを採用することができました。
この祭りでも非常に多くの質問をいただきましたが、このエントリではZOZOテクノロジーズが行っている事業やプロダクトの話を交えつつ、ZOZOテクノロジーズが求めているエンジニア職を改めて紹介したいと思います。
この記事が少しでも弊社を知ってもらう機会となれば幸いです。
ZOZOテクノロジーズとは?
株式会社ZOZOテクノロジーズは株式会社ZOZOの100%子会社です。
ZOZOとZOZOテクノロジーズ、それぞれ主な役割が違っており、ZOZO本体にはZOZOTOWNを運営するために必要なスタッフ、例えばEC営業・マーケティング・カスタマーサポート・ZOZO BASEなどの物流まわりのスタッフやプライベートブランドの服作りをするスタッフなどが在籍しています。
一方ZOZOテクノロジーズにはWebサイトやアプリ、システム開発を行う為に必要なスタッフ、エンジニア・デザイナー・アナリスト・リサーチャーなどが在籍しています。 2018年12月25日時点ではZOZOテクノロジーズには約250名の従業員が在籍し、そのうちエンジニアは約150名ほどになります。
企業理念、事業理念、経営理念
我々の企業理念はZOZO本体と同じく 「世界中をかっこよく、世界中に笑顔を。」
テクノロジーズの事業理念は 「70億人のファッションを技術の力で変えていく」 です。
事業理念が示すとおり、我々の対象は世界70億人、そして領域はファッション、その手段として技術を重要視しています。
経営理念は「いい人をつくる」です。 ここでいういい人とは以下の3つを満たした人物です。
- 想像力と創造力に富んだ人
- GIVE&TAKEのバランスがとれた人
- いい人を作れる人
また、前澤代表のメッセージにもあるように 我々は「楽しく働く」ことを徹底するような行動を心がけています。
どんな事業が存在するのか?
現在ZOZOテクノロジーズが関わる主な事業は以下の4つになります。
- 日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」
- 自分サイズのベーシックアイテムブランド「ZOZO」
- 日本最大級のファッションコーディネートアプリ「WEAR」
- ファッションに関する研究開発を行うZOZO研究所
それぞれの事業が行っているプロダクト開発の内容を、どのようなエンジニアが向いているのかということも含めて紹介していきたいと思います。
ZOZOTOWN
ZOZOのメイン事業である日本最大級のファッションショッピングサイトです。 年間購入者数は730万人以上と非常に多くのユーザーに利用されています。 ZOZOTOWNの特徴としてはシステム開発・デザイン・物流など、ECに関わる機能を全て自前で開発しています。そのため色々な箇所でエンジニアの力が必要になってきます。
募集職種
ZOZOTOWN SRE/インフラエンジニア(オンプレミス)
ZOZOTOWNおよびWEARのオンプレのインフラを支えるエンジニアになります。 現在ZOZOTOWNのインフラのほとんどはオンプレに存在しています。画像サーバーは一部AWSに置くなど、クラウドへの移行も進めていますが、まだまだオンプレの役割も重要です。そのため、オンプレに詳しいインフラエンジニアが必要となります。オンプレでの運用経験があってハードウェアやネットワークに詳しいけど、クラウドにも興味があるというようなインフラエンジニアが非常に向いています。
利用技術: Windows Server(IIS) / VBScript / SQL Server / 仮想化基盤 / 各種NW機器
ZOZOTOWN フロントエンドエンジニア(マークアップ)
ZOZOTOWNのサイト改修やコーディングを行うエンジニアです。フロントエンドには現在ZOZOTOWNのUI改善や運用を行うチームと、特集などの企画ページの開発を行うチームがあります。ZOZOTOWNのトラフィック規模になると少しのUI改善が売上に直結します。たとえ0.1%の改善でも売上への影響は非常に大きく、様々なUI改善の施策をやりがいをもって開発することができます。また後者のチームでは、非常に多くの企画や施策を行います。しかもその企画を通した売上規模は何十億円となることもあります。どちらのチームともUI/UXにこだわりをもって開発していけるようなエンジニアが向いています。 また、モダン化も並行して進めているので、今のZOZOTOWNのフロントエンドをもっと新しくパフォーマンスよくしたい!という方、大歓迎です。
利用技術: HTML / CSS / SASS / JavaScript(ES5) / jQuery
ZOZOTOWN フロントエンドエンジニア(iOS/Android)
ZOZOTOWNのiOS/Androidアプリの開発を担当するエンジニアです。 利用ユーザーも非常に多く、どの画面をとってもUI/UXの改善が使い勝手や売上に直結します。 また、QAエンジニアと連携してテストの自動化などを行ったりもしており、より効率的な開発を行えるような基盤づくりなどもしています。とにかくこだわりを持って大規模ECサイトのアプリを開発したいアプリエンジニアが向いています。
利用技術: iOS: Xcode / Objective-C / Swift / Carthage / Bitrise Android: Android Studio / Java / Kotlin / CircleCI
ZOZOTOWN バックエンドエンジニア(Web/API)
ZOZOTOWNのサーバーサイドの開発を行うエンジニアです。サーバーサイドといっても非常に多くの機能があり、既存機能の改修や新機能の開発、iOS/Androidアプリに必要なAPIの開発なども行います。 商品検索やカート、決済処理部分など、ZOZOTOWNの非常に重要な部分を担う開発を担当しています。 商品検索を改善していきたい、様々なミドルウェアを扱いたい、APIの設計にこだわりをもってやりたい、と思えるようなエンジニアが向いています。
利用技術: Windows Server(IIS) / VBScript / SQL Server / ElasticSearch
ZOZOTOWN バックエンドエンジニア(リプレイスプロジェクト)
ZOZOTOWNの既存システムをクラウド移行するための開発を行うエンジニアです。 凄まじい勢いで成長してきたZOZOTOWNは、VBScriptを用いた開発を始めとして、システム的にもレガシーな部分が存在しているのが事実です。 そのため、このような技術的負債に対応するために将来的な拡張性や柔軟性の確保を見据えて、既存のオンプレ環境をパブリッククラウドへと移行するプロジェクトを進めています。単純にクラウドへ移行するといってもその規模は巨大ですし、システムの停止は極力避けなければなりません。 大規模プロジェクトになるため、いくつかのフェーズに分けて現在取り組んでいます。 アーキテクチャとしてはDocker/Kubernetesを中心としたクラスタ構成になっており、セールなどの負荷にも柔軟に耐えれるようなAPIの開発を行っています。 モダン技術を用いて巨大なAPIやインフラ基盤の開発を行いたいエンジニアが向いています。
利用技術: SQL Server / Java / Spring / Azure / Docker / Kubernetes / NewRelic / Wercker / SonarQube / Datadog / PagerDuty / Prometheus / Sentry
リプレイスまでの道程や詳細については、今月号のWEB+DB PRESS Vol.108 で特集されていますので、気になった方はぜひご覧ください。
ZOZOTOWN バックエンドエンジニア (マーケティングオートメーション)
何百万人ものZOZOTOWNのユーザーとの接点を受け持つ部分の開発を支えるエンジニアです。 プッシュ通知やメルマガ配信、LINE@のメッセージ配信など、ユーザーとのコミュニケーションを技術の力でより良くしていく部門であり、A/Bテストやデータを用いたレコメンデーションなどを行います。 ユーザーの行動に応じて、様々なチャネルで、最適な情報を届けるためのリアルタイムマーケティングシステムと呼ばれるシステムの開発も行います。
また、社内に存在するあらゆるデータを集約させるためのデータ基盤の開発も行っています。 データ基盤にはBigQueryを用いており、fluentd・Embulk・Digdagなども活用しています。 ここに集められたデータはサービスの改善や研究開発などに利用されます。 データの規模も非常に大きく、何百億レコード、数百テーブル、リアルタイムで飛んでくるイベントログなどをうまくさばく技術が必要になります。
データをつかってユーザーに最適な情報を届けたい、ユーザーとの接点をより良くしたい、大量のデータをうまく扱えるような巨大データ基盤を開発したい、と思うようなエンジニアが向いています。
利用技術: AWS / GCP / JBoss Data Grid / Aurora / Java / Ruby / fluentd / Embulk / Digdag
ZOZOTOWN バックエンドエンジニア(基幹システム)
ZOZOTOWNのバックオフィスと呼ばれる裏側を支えるシステムの開発を行うエンジニアです。 主に、社内や取引先に開放している販売管理システムや物流業務システムの企画・開発・改修やブランド様などからの問い合わせ対応などを行います。また、弊社は物流ロジスティクスも自前で保有しているため、エンジニアリング視点でどのオペレーションや業務を効率化できるか、という視点がとても重要になります。他社とのデータ連携などを受け持つデータ連携基盤の開発なども行っています。 ZOZOTOWNを支える裏側の仕組みに興味がある人、倉庫や物流などのオペレーションを技術で改善していくことに興味のあるエンジニアが向いています。
利用技術: Windows Server(IIS) / VBScript / SQL Server
ZOZOTOWN ロボットエンジニア(BASE/倉庫)
ZOZOTOWNの物流倉庫で利用予定のロボットの開発を行うエンジニアです。既にある程度自動化されているZOZOBASEですが、さらなる自動化のために各種ロボットの導入を検討しています。様々な最適化のためにシュミレーションを行ったり、実際にロボットの試作機の開発などを行います。ハードウェアやロボット開発に興味のあるエンジニアが向いています。
利用技術: C / C++ / Python / CAD / Solidworks
プライベートブランド「ZOZO」
プライベートブランド「ZOZO」(以下PB)に関する事業です。 PBはZOZOSUITを用いて計測した、ユーザーのサイズにジャストフィットなベーシックアイテムを販売する事業になります。現時点ではTシャツやデニム、シャツやビジネススーツ、ニットなど様々なアイテムを販売しています。PBは日本以外の国でも販売を開始しており、海外向けのグローバルECサイトzozo.comをはじめとしてZOZOSUIT、スマートファクトリーなど最新の技術が活用されるプロダクトになります。
PB事業には以下のプロダクトが存在します。
- 海外向けグローバルECサイト zozo.com
- ZOZOSUIT
- 生産管理/ERP
- 生産管理/生産マネジメント
- パターン自動生成
- スマートファクトリー
PB事業ではウェブサイトだけでなく、ZOZOSUITやスマートファクトリーなど、ソフトウェアだけでなくハードウェアの技術なども必要とされているのが特徴です。
海外向けグローバルECサイト zozo.com
プライベートブランド「ZOZO」を海外に向けて販売していくためのサイト「zozo.com」の開発を行います。海外の拠点とやり取りする機会も多く、業務内容によっては海外出張に行くこともあります。
募集職種
グローバルECサイト フロントエンドエンジニア(Web)
グローバルECサイトのフロントエンドの開発を行います。グローバルECサイトのフロントエンドは現在TypeScriptとVue.jsを用いたSPAで作られており、多言語対応や決済機能まであるSPAの規模としても非常に大きいものになります。また、現在Nuxt.jsを用いたリニューアルを行うなど、フロントエンド周りの新しい技術や海外事業に興味のある人が向いています。 詳しくはこちらのスライドをご覧ください。
利用技術: HTML / CSS / Vue.js / Vuex / webpack / TypeScript / Nuxt.js
グローバルECサイト フロントエンドエンジニア(iOS/Android)
プライベートブランド「ZOZO」のiOS/Androidアプリの開発を行います。世界中で使われるアプリのため、多言語対応などももちろんのこと、使いやすいUI/UXを考慮しながら開発する必要があります。世界で使われるアプリを開発してみたいというアプリエンジニアが向いています。
利用技術 - iOS: Xcode / Objective-C / Swift / Carthage - Android: Android Studio / Java / Kotlin
グローバルECサイト バックエンドエンジニア(API)
グローバルECサイトのサーバーサイドの開発を行います。フロントエンドがSPAなのでAPIサーバーを主に作ることになりますが、グローバルECサイトなので国際化対応に紐づくような決済、通貨、サイズ、配送など様々な事象を考慮したサイトの開発を行う必要があります。サーバーサイド側のAPIは Scala / Playで開発されており、Scalaを用いたマイクロサービスの開発に興味があるエンジニアが向いています。
利用技術: AWS / Aurora / Postgres / DynamoDB / Scala / Play Framework / nginx / Sentry / CircleCI
グローバルECサイト インフラエンジニア/SRE(クラウド)
グローバルECサイトやZOZOSUITの計測サーバーのインフラの開発および運用を行います。世界展開を考慮した上でのインフラ設計やマイクロサービス実現のためのインフラの構築を行います。現在はすべてAWSで動いています。グローバル展開しているサイトのインフラに興味がある人が向いています。
利用技術: AWS / Aurora / Postgres / DynamoDB / Scala / Play Framework / nginx / Sentry / CircleCI
ZOZOSUIT
ZOZOSUITの開発や計測精度向上などを行います。
募集職種
ZOZOSUIT バックエンドエンジニア(ZOZOSUIT)
ZOZOSUITの計測データを受け取るサーバーの開発を行います。世界中から集まるZOZOSUITのデータを安全に管理し、様々なチームと連携しながら安全にデータが利用できるようなAPIの開発を行います。ZOZOSUITに興味のあるエンジニアがとても向いています。
利用技術: AWS / Aurora / Python / Flask
ZOZOSUIT フロントエンドエンジニア(iOS/Android)
ZOZOSUITの計測SDKの開発を行います。様々なチームと連携しながらZOZOSUITの計測精度の向上なども行っています。ZOZOSUITの計測精度向上に興味があるアプリエンジニアがとても向いています。
利用技術 - iOS: Xcode / Objective-C / Swift / Carthage / Bitrise - Android: Android Studio / Java / Kotlin / CircleCI
生産管理 バックエンドエンジニア(ERP)
プライベートブランド「ZOZO」の生産管理や在庫管理、会計管理などを行う独自のERPの開発を行います。サイトとの連携APIだけでなく工場とのデータ連携など、非常に多岐にわたるシステムの開発を行います。生産の裏側を技術で支えていきたいエンジニアが非常に向いていると思います。また、このチームではGoをメイン言語として利用しています。
利用技術: AWS / Postgres / Go / Docker
生産管理 インフラエンジニア/SRE (ERP)
プライベートブランド「ZOZO」の生産管理システムのインフラの開発、運用を行います。日本国内だけでなく海外の工場との連携などもあるため、世界各国からの利用を意識したインフラの構築を行う必要があります。世界を股にかけるインフラ基盤を構築してみたいインフラエンジニアが向いていると思います。
利用技術: AWS / Postgres / Go / CloudFormation / Docker
生産管理 バックエンドエンジニア(生産マネジメント)
プライベートブランド「ZOZO」の生産工場へのシステム導入支援や、プロジェクトマネジメントを行います。海外にある生産工場に出向いて、工場へのシステムの導入支援や運用の改善、管理システムの開発などを行います。基本的に海外出張が多いので海外に興味があり、工場の効率化や自動化に興味のあるエンジニアがとても向いています。
利用技術: AWS / Postgres / Go / CloudFormation / Docker
パターン自動生成 エンジニア(パターン自動生成)
ZOZOSUITで計測したデータを用いて、ユーザー一人一人に応じた最適なサイズの型紙(パターン)を自動生成する完全オーダーメイド技術の開発を行います。エンジニアとして服作りを勉強してみたいエンジニアがとても向いています。
利用技術: 言語非公開 / 服作りの知識 / CAD
スマートファクトリー
自動縫製工場におけるファクトリーオートメーション化の機械制御アプリケーションの開発や自動裁断機、ミシン、ハンガーラインなどの制御プログラムの開発、社外のハードウェアと連携したアプリケーションやIoTプログラムの開発を行います。
募集職種
スマートファクトリー バックエンドエンジニア(Web/アプリケーション)
PB「ZOZO」の縫製工場におけるファクトリーオートメーション化にむけたアプリケーションの開発/運営を行うエンジニアです。システム設計、インターフェース設計、インフラ設計、データベース設計、コード設計、実装、レビューなど、スマートファクトリーの実現に関する非常に幅広い業務を担当していただきます。 WebやIoTなどに興味のあるエンジニアが向いています。
利用技術: AWS / Go
スマートファクトリー バックエンドエンジニア(制御系)
ファクトリーオートメーション化における機器を操作するためのアプリケーション(ミドルウェア)を開発するエンジニアです。モーターやセンサーなどを駆使して生産ラインの自動化を洋服のプロたちと主に目指します。Webシステムから自動裁断機、ミシン、ハンガーラインをコントロールするためのシステム全般業務をしていただきます。ロボットアームや、センサー制御など、ハードウェアの知識も必要になります。色々なメーカー出身の方々が集まってスマートファクトリーの実現を目指しています。回路設計やロボットアームの制御など、ハードウェア経験があって新しいことを実現したいエンジニアが向いています。
利用技術: C / C++ / Go / ROS
WEAR
日本最大級のファッションコーディネートアプリです。世界1200万ダウンロードを超え、さらなる成長を目指しています。投稿されているコーディネートの投稿数も800万点以上、MAUが1100万と巨大なファッションメディアになります。また、10万人以上のフォロワーを持つWEARISTAと呼ばれるユーザーがいたり、高橋愛さんや吉岡里帆さんなどをはじめとした多くの芸能人にも利用されています。
募集職種
WEAR フロントエンドエンジニア(マークアップ/Web)
WEARのPC/SPサイトのフロントエンドの開発を行うエンジニアです。WEARは多くの面白い特集や企画なども頻繁に行っています。またチームメンバーにはWEARがとにかく大好きなエンジニアが多く、ファッションメディアサービスを開発したいエンジニアが非常に向いています。
利用技術: HTML / CSS / JavaScript / jQuery / Windows Server(IIS) / VBScript / SQL Server
WEAR フロントエンドエンジニア(iOS/Android)
WEARのiOS/Androidアプリの開発を行うエンジニアです。ベストアプリも受賞したことのあるアプリになりますので、UI/UXを非常に大事にしています。メディア系サービスのアプリ開発を行いたいエンジニアが向いています。
利用技術: iOS: Xcode / Objective-C / Swift / Carthage Android: Android Studio / Java / Kotlin
WEAR バックエンドエンジニア(Web/API)
WEARのサーバーサイド側の開発を行うエンジニアです。います。コーディネートの検索機能の改善を行ったり、アプリのAPIの開発などもやコーディネートの検索をより使いやすくしたり、ユーザーファーストな開発を行っています。
利用技術: Windows Server(IIS) / VBScript / SQL Server
WEAR バックエンドエンジニア(リプレイスプロジェクト)
こちらも同じくサーバーサイドですが、現在のWEARプロジェクトを新しいアーキテクチャでリプレイスする開発を行っています。現在ZOZOTOWNやWEARはVBScriptで書かれていますが、ZOZOTOWN側にもリプレイスプロジェクトがあるように、こちらWEAR側でもRubyを用いたリプレイスプロジェクトを進めています。大規模メディアサイトをRailsで開発したいエンジニアが向いています。
利用技術: AWS / Ruby / Ruby on Rails / Aurora
ZOZO研究所 ( ZOZO RESEARCH )
ZOZOテクノロジーズの研究開発部門として今年の1月に「ファッションを数値化する」をミッションとしてZOZO研究所は設立されました。
現在は青山および福岡に拠点が存在し、約20名程度のメンバーが在籍しています。 ZOZOのビッグデータを用いた研究開発や、機械学習、深層学習を用いたアルゴリズムの開発、新しい技術を用いたプロトタイプの開発など様々な活動を行っています。 現在ZOZO研究所では主に3つのテーマを軸に研究開発を行っています。
最近はコーデ生成に関する論文を投稿したり、海外カンファレンスでも発表したりする機会が増えてきました。世界一のファッション研究所にすべく、新しいチャレンジを沢山行っているチームになります。
募集職種
リサーチャー
ファッションに関する技術の研究開発を行うエンジニアです。研究領域の対象はECサイトの利便性向上だけでなく、物流最適化、ZOZOSUITに代表されるような計測デバイスなど、非常に多岐にわたります。リサーチサイエンティストは様々な課題に対し、各自が最も興味のある対象と得意とする手法を選択して研究に取り組むことができます。 有効性が確認された研究成果はジャーナルや国内外のカンファレンス等での発表以外に、エンジニアやデザイナーと協力しながら実際のサービスに導入します。ZOZOにしか出来ない研究を行い、世界をリードするような研究成果を出していきたい人が向いています。
利用技術: 機械学習(MachineLearning) / 深層学習(DeepLearning) / Python / Chainer / TensorFlow / PyTorch / AWS / SageMaker / GCP / GPU / TPU
MLエンジニア(機械学習/深層学習)
リサーチサイエンティストとともに、ZOZOTOWNやWEARから得られるビッグデータを使い、ユーザークラスタリング、画像認識、画像生成タスクなどの機械学習・深層学習を用いた実装を行うエンジニアです。 アルゴリズムの開発、実装だけでなく、サーバー側への実装なども行います。自らの技術を用いて、ZOZOTOWNや事業に貢献したいエンジニアが向いています。
利用技術: 機械学習(MachineLearning) / 深層学習(DeepLearning) / Python / Chainer / TensorFlow / PyTorch / AWS / SageMaker / GCP / GPU / TPU
リサーチエンジニア(最新技術)
今後流行するであろう技術を用いたPoCの開発などを行うエンジニアです。現在だとAR/VRなどを用いた3D試着やGoogle HomeやAmazon Echoなどのスマートスピーカーを用いたPoCの開発など様々な開発を行っています。未来のサービスのベースとなるようなコンセプトを、新しい技術やZOZOの資産を活用しつつ実現するエンジニアになります。Webやアプリ、サーバーサイドなど、幅広い技術や最新技術に興味関心のあるエンジニアが向いています。
利用技術: Web / iOS / Android / GCP / AWS / Google Assistant / Unity
その他
上記で紹介した4つの事業以外にもエンジニアを募集しています。
募集職種
コーポレートエンジニア(社内情報システム)
ZOZOグループの社内インフラや社内システムの開発、設定、運用を担当していただきます。オフィス各拠点だけでなく、各倉庫の拠点のための社内ネットワークやセキュリティ、デバイス管理やグループウェアなどその業務領域は非常に多岐に渡ります。自らの技術や働きによって、社員が業務を効率的に行えるために何ができるか、を自ら考え提案および改革を推進できる必要があります。現在はG Suiteへの移行やリモートワーク環境の整備なども行なっています。技術で社員を裏側から支えたいエンジニアが非常に向いていると思います。
利用技術: Azure Active Directory / Office 365 / G Suite / Firewall / 拠点間NW構築 / Cisco / リモートワーク関連技術 / ISMS / GDPR
20年度新卒エンジニア
ZOZOテクノロジーズでは20年度卒の新卒エンジニアを募集しています。 フロントエンド、サーバーサイド、インフラ、iOS/Android、データサイエンティストなど幅広いエンジニアやデザイナーを募集しています。
労働環境について
さて、ここまで30職種近いエンジニア職を紹介してきました。働く上で仕事内容も重要ですが、労働環境も重要です。ここからはZOZOの労働環境について紹介していきたいと思います。
勤務場所
ZOZOテクノロジーズのオフィスは現時点で青山、幕張、福岡の3拠点が存在します。 担当するプロダクトによって勤務場所が変わりますが、ざっくり分けると現時点では以下のような形です。
- 青山
- PB(グローバルEC) / ZOZOTOWN(アプリ) / 新規事業
- ZOZO研究所(青山)
- 幕張
- ZOZOTOWN(アプリ以外) / WEAR / PB(生産)
- 福岡
- ZOZO研究所(福岡)
よく幕張勤務ですか?と尋ねられますが、担当するプロダクトによって変わるため必ずしも幕張というわけではありません。幕張と青山の人数比率はおおよそ6:4です。
勤務体系や働き方など
ほとんどの社員はフレックスタイム制(コアタイム10:00〜17:00)になっており、 一部の専門スキルを持っているスペシャリストおよび研究所メンバーは裁量労働制となっています。
子供がいるママさんなどは時短勤務の制度がありますので、そちらを利用して働いています。ちなみに弊社は出産された方の産休復帰率が100%となっており、子供を持つ母親としても非常に働きやすい環境となっています。
また、リモートワークに関しては現時点では正式に制度としては存在していませんが、現在環境を整えている最中です。世の中の働き方が多様化する中、しっかりと弊社でもリモートワークができる体制や制度を整える必要があると感じており、着々と準備を進めています。
給与
一番良く質問されるのが「給与って全員一律なんでしょう?」という質問です。
この問いに対する答えは半分正解、半分間違いです。
現在、給与は基本給+職能給+賞与+各種手当という構成になっており、基本給および賞与は全員一律同じですが、職能給は各々によって違います。 職能給はいわゆる給与テーブルによって定義されており、年2回の人事考課面談によって決定されます。給与の上限は、天才枠採用の場合最大1億円となります。 あくまでもその人のスキルや実績に合った適切な報酬を支払う、というスタンスです。
環境、福利厚生、制度・手当等
ZOZOでは社員がパフォーマンスを最大限発揮できるための環境を最大限用意できるようにしています。特徴的なものをいくつか紹介いたします。
- 支給マシン
- エンジニアは入社の際に希望のPCスペックを選ぶことができます。MacやWindows、iMacやMacBookProなど、モニターやキーボードなど必要に応じたマシンやスペックを選択可能です。
- 公休
- 会社としての休みは土日・祝日、育休、慶弔などがあります。有給は試用期間終了を待たずとも、入社日に10日間付与されます。(付与日数は入社月によって変動)
- 夏休み、冬休みがともに3日間存在します。有給とあわせてまとめて1週間ほど休んで旅行に行く人などが多い印象です。
- 住宅通勤手当
- 住宅通勤手当として全員に月5万円が支給されます。会社の近くに住めば実質5万円がまるまる住宅補助となります。
- 家族手当
- 家族がいる人には家族手当として扶養家族一人あたりにつき月5,000円が支給されます。
- 社員割引
- 自社サービスを積極的に使ってもらう為にも、ZOZOTOWNの商品を社員特別価格で購入することができます。
- 退職金制度
- 3年以上在籍している社員には退職金が在籍年数に応じて支払われます。社員にはZOZOで長く働いてほしいという思いから、このような制度があります。
- 書籍購入補助
- 書籍購入の補助が全額出ます。事前の申請などは必要なく、上限も今の所存在していません。ルールとしてあるのは、本のレビューをslackに投稿するだけです。
- カンファレンス参加費用補助
- 国内外のカンファレンスへの参加費用を全額負担します。例えば今年はGoogle I/O、WWDC、AWS Re:invent、Google Cloud Nextなど、海外の主要なカンファレンスに参加しています。航空券やホテル代などは全て会社が負担しますし、さらに出張手当として1日あたり一定の金額が支給されます。
- 社会人ドクター支援制度
- ZOZO研究所の研究に関連する分野において、博士号の取得を目指す方を対象とした制度です。共同研究先との研究開発及び修学を優先的な業務とし、給与の支給のほか修学費用を支援します。これにより働きながら学位取得を目指すことができるため、経済的な不安解消と研究時間の確保によるスキル向上が可能となります。
- 副業OK
- 本業に支障をきたさないという前提で、会社として副業を許可しています。個人サイト運営、アプリ開発、友達の手伝い、書籍執筆など自らの可能性を広げるための活動を行っている人達もいます。
この他にも現在様々な制度を整備している最中です。どうすれば今よりももっと生産性が高く、より効率的に楽しく働ける環境にできるかどうか、日々模索しています。
テックカンパニーとしてのZOZO
ZOZOテクノロジーズが誕生してまだ8ヶ月、僕自身がZOZOのエンジニアリング組織を任されるようになってからまだ日が浅いですが、着実にテックカンパニーへと生まれ変わろうとしています。 ZOZOにJOINしてから感じていることとして、この会社はZOZOSUITのように理想や夢を現実のものにできる、そんな素晴らしい力を持ったエンジニア達がたくさんいます。 テックカンパニーとしてのビジョンを描き、仕組みや制度を整えることによって、確実にもっと強いエンジニアリング組織にできるという確信があります。どういう取り組みを行っているかなど、ZOZOのエンジニアリング組織についてのお話はまた後日詳しく紹介できればと思います。
まとめ
ここまで紹介してきたとおり、ZOZOでは非常に多様なエンジニアを募集しています。 言語もインフラも、ソフトウェアだけでなくハードウェアまで様々な技術スタックを活用してサービスの開発を行うことができますし、皆さんの技術を活かせる仕事が必ずあると思います。 ファッションの世界を技術で変えていくことに興味のある方はぜひ応募してみてください。
この記事を読んで、ZOZOに応募してみたいと思ったエンジニアの方は下記の採用ページからぜひご応募ください。その際に「テックブログみました」と書いていただけると幸いです。
2019年も世間をあっと驚かせるようなプロダクトを出していきたいと思います。 私達と一緒に楽しく働いてみませんか?