開発に手放せないツールと言えば〇〇!アンケートで振り返るiOSDC Japan 2023参加レポート

OGP

こんにちは、ZOZOTOWN開発本部ZOZOTOWNアプリ部のらぷらぷです。先日9/1から9/3までの3日間、iOSDC Japan 2023が開催されました。弊社からは3名が登壇し、プラチナスポンサーとして協賛してブースを構え、10名以上がスタッフメンバーとして参加しました。

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この記事では今年のiOSDCで登壇した3名の発表と弊社のスポンサーブースについてお伝えします。

登壇内容の紹介

今年のiOSDCではDay1で1人、Day2で2人登壇しました。早速紹介していきましょう。

登壇者一覧

マウスポインターを掴む?! 〜標準フレームワークで作る非接触でMacを操作する技術〜

中岡黎 @rei_nakaoka / 計測プラットフォーム開発本部 計測アプリ部 iOSブロック

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中岡からはVision Framework、Speech Framework、Core Motion Frameworkを駆使してMacの画面上の操作を実現する手法をデモを交えて発表しました。手や顔の動きでマウスカーソルを操作し、セリフからショートカットキーを入力する様子に、会場からは拍手や「おぉ〜」という声も上がりました。

WWDC Labsは怖くない。 Labsの準備とコツ、完全公開します

小松悟 @tosh_3 / ZOZOTOWN開発本部 ZOZOTOWNアプリ部 iOS1ブロック

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小松からは2020年から毎年参加し続けているWWDC Labsに臨む上での壁とその乗り越え方について発表しました。時差の壁に英語の壁、そしてもうひとつの壁のお話。この発表を聞いて来年はWWDC Labsに参加してみようかなと思っていただける方が増えると嬉しいです。

続・全力疾走中でも使えるストップウォッチアプリを作る 〜LiDARを使った精度への挑戦〜

荻野隼 @juginon / ZOZOTOWN開発本部 ZOZOTOWNアプリ部 iOS2ブロック

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荻野からは去年のiOSDC Japan 2022の続編として高精度なストップウォッチアプリの制作と実験結果について発表しました。ARKitとLiDARを活用したストップウォッチアプリは陸上競技歴16年の彼の全力疾走を精度高く計測できるのか。会場からの笑いもあり、テンポの良さもあって全力疾走感のある発表でした。

スポンサーブース

ここからは弊社のスポンサーブースについてご紹介します。5月下旬から準備を進めて、各プロダクトのiOSエンジニアやDevRelブロックの方を始めとする多くの方にご協力頂いてブースのコンテンツやノベルティを用意できました。

ブース全体

ディスプレイにはアンケートや会社紹介をまとめたMiroを表示していました。アンケートは3日間で200人以上の方に答えていただきました。みなさまご回答頂きありがとうございました!

詳しいアンケート結果はこの後紹介します。

Miro全体図

今年のノベルティはステッカーやボールペンなど多種用意しました。

かわいいステッカーたち

こちらはZOZOGLASSと手鏡になります。手鏡はZOZOTOWNのARメイクを体験していただいた方に特別にお渡ししていました。

手鏡はスタッフの案から採用されました

ARメイクデモ中

手書き広告で宣伝中

そして例年存在感のあるZOZOSUITを着たマネキンも健在です。

ZOZOGLASSもバッチリ

アンケート結果

みなさんにお答え頂いたアンケート内容を見てみましょう。

Vision Pro買う?

今年のWWDCでお披露目されたVision Proですが、自腹でも買いたいという方が結構いらっしゃいました。会社や研究室で買っていただけると嬉しいと望まれてる方も多いですね。国内でVision Proがどのように流行っていくのか楽しみです。

アンケート結果その1。Vision Pro買う?

今からアプリ作るなら何を選ぶ?

iOSDCに来られるみなさまはSwiftで書く方が多いのか、はたまたReact NativeやFlutterに代表されるクロスプラットフォームやその他の方法を取られる方が多いのか聞いてみました。やはりSwiftを選ばれる方が多いですね。Flutterは個人開発やハッカソンなら使ってみたいという方もいらっしゃいました。

アンケート結果その2。今からアプリ作るなら何を選ぶ?

これ勉強しています!

SwiftやSwiftUIにSwift Concurrency、Core MLやCore BluetoothなどのFrameworkといったiOSエンジニアなら気になるトピックが上がっていますね。他にもAndroidやFlutterにも興味を持っている方、英語をしっかり勉強したい方、ソフトウェアテストに関心のある方、マネジメントや会計にマーケティングと幅広くお答えいただきました。

アンケート結果その3。これ勉強しています!

チームは何人体制?

企業で開発されている方に個人開発の方、友達と開発している学生の方などにお答えいただきました。弊社のプロダクトチームも合わせて掲載しております。お答え頂いた中で1番大きいのは20人以上のチームという回答でした。

アンケート結果その4。チームは何人体制?

これがないと始まらない!手放せない開発ツールは?

普段の開発に欠かせないツールと聞かれて思い浮かべるものをお答えいただきました。無料ツールだとやはりXcodeが多いですね。Shiftltはウィンドウ位置やサイズをショートカットキーで調整できるツールです。こちらのツールとは別ですが私も似たようなツールを使っています。有料ツールだとChatGPTを挙げる方が多かったです。

お話いただいた方の中には、何か作りたいものがあるけど実現方法が分からないときはChatGPTに質問して回答を出してもらい、エラーなく動作するまで修正する方もいらっしゃいました。他の方は日々の開発にどう役立てているのか気になるところです。

アンケート結果その5。これがないと始まらない!手放せない開発ツールは?

実はあれのコミッター、コントリビューターなんです

OSS活動をしている方はどれくらいいらっしゃるのか聞いてみました。弊社にもOSS活動をしている社員がおり、私もその一人です。ブースに訪れた方から「OSS活動って難しそう」というお話を頂き、そういったハードルの越え方をお話しさせていただきました。

アンケート結果その6。実はあれのコミッター、コントリビューターなんです

聞いてくれ!嬉しかった開発エピソード

こちらは質問ではなく、ブースに訪れた方から最近嬉しかった開発エピソードを披露していただきました。技術的な話だけではなくサービス改善やブログ発信など、聞いていて笑顔になるお話をたくさん頂けました。

アンケート結果その7。聞いてくれ!嬉しかった開発エピソード

掲示板 ~みんなと話したいこと~

こちらはブースのお客さんが会場の人に聞いてみたいことを挙げる場になっています。Vision Proで作ってみたいアプリを語って思いを馳せたり、SwiftUIとUIKitの併用の難しさを語って「そうだよね」と頷いたり、みなさん思い思いに話してくれました。

先の開発エピソードとこちらの掲示板は、「iOSDCに来ているお客さんと一緒に盛り上がりたいな」というスタッフの想いから生まれました。

アンケート結果その8。掲示板 ~みんなと話したいこと~

最後に

お客さんや他の企業ブースの方ともiOSの話で盛り上がり、オフラインの会場の体験を堪能できたiOSDC Japan 2023でした。このような素晴らしい場を提供してくれた運営さんに感謝しつつ、来年のiOSDCでも多くの方とワイワイ盛り上がれることを楽しみにしています。

ZOZOでは、来年のiOSDC Japanを一緒に盛り上げるエンジニアを募集しています。ご興味のある方はこちらからご応募ください。

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