はじめに
こんにちは。Developer Engagementブロックの@wirohaです。5月13日に「After RubyKaigi 2025〜ZOZO、ファインディ、ピクシブ〜」を開催しました。本イベントは、RubyKaigi 2025のスポンサー企業であるZOZO、ファインディ、ピクシブの3社が共同で主催したAfterイベントです。
RubyKaigi 2025に参加した方も、参加できなかった方も楽しめる内容となっており、現地参加者とリモート参加者を合わせて多くのRubyistが集まりました。
登壇内容まとめ
RubyKaigi 2025に参加したZOZO・ファインディ・ピクシブのメンバーによる発表と、一般公募LT、パネルディスカッションを行いました。
発表タイトル | 登壇者 |
---|---|
Kaigi Effect 2025 | ピクシブ sue445 |
rbs-traceを使ってWEARで型生成を試してみた | ZOZO KEI |
準備が今につながる / RubyKaigi 2025のテックブログ裏話 | ファインディ mikik0/nakayama-bird |
Road to Ruby for A Linguistics Nerd | Hayato Ishida (@hayat01sh1da) |
ruby.wasmとWebSocketで遊ぼう | lni_T (@lni_T) |
私のRubyKaigi 2025 Kaigi Effect | chobishiba (@chobishiba) |
Kaigi Effectでrailsにプルリクを送ったら | フサギコ (@fusagiko) |
Rubyのバグを直す話 | kiridaruma (@kiridaruma) |
“技術カンファレンスで何か変わる?” ──RubyKaigi後の自分とチームを振り返る | shun (@shun_shun_last) |
パネルディスカッション+懇親会 | 神谷/tsuwatch/harukasan |
Kaigi Effect 2025
Sue445さまは、RubyKaigi 2025の前後に書いたコード(Kaigi Effect)について発表されました。これまで3度もRubyKaigiに採択されているのは、こうした日々の積み重ねがあるからこそだと感じました。
rbs-traceを使ってWEARで型生成を試してみた
ZOZOのKEIからは、rbs-traceを用いてWEARのアプリで型生成を試した結果について発表しました。コード補完やエラーハイライトといったメリットを得られたそうです。つまずいた点など、詳細はスライド資料をご覧ください。
準備が今につながる / RubyKaigi 2025のテックブログ裏話
mikik0さまは、RubyKaigiに向けてさまざまな準備をすることで交流や学びが増えたことを発表されました。質疑応答の時間では具体的なコードを見ながらのディスカッションが始まり、非常に盛り上がっていました。
nakayama-birdさまは「RubyKaigi 2025のテックブログ裏話」というタイトルで発表されました。テックブログを書くとあらかじめ決めておくことで、新たな発見や交流に繋がったそうです。なお、今回の資料はruby.wasmのスライド作成ツール「gibier2」を用いて作成していました。資料の共有の仕組みはまだないそうなので、今後に期待ですね。
公募LT
公募LTにはたくさんのご応募をいただきました。発表者のみなさまありがとうございました。RubyKaigiを通して学びを得たり、モチベーションが高まったりといった成果がよく見られました。資料が公開されている発表にはリンクを貼っていますので、ぜひご覧ください。
- Road to Ruby for A Linguistics Nerd / Hayato Ishida (@hayat01sh1da)
- ruby.wasmとWebSocketで遊ぼう / lni_T (@lni_T)
- 私のRubyKaigi 2025 Kaigi Effect / chobishiba (@chobishiba)
- Kaigi Effectでrailsにプルリクを送ったら / フサギコ (@fusagiko)
- Rubyのバグを直す話 / kiridaruma (@kiridaruma)
- “技術カンファレンスで何か変わる?” ──RubyKaigi後の自分とチームを振り返る / shun (@shun_shun_last)
パネルディスカッション
パネルディスカッションにはファインディの神谷さま、ピクシブのharukasanさま、ZOZOのtsuwatchが登壇しました。RubyKaigiで気になったセッションやスポンサーブースの振り返りのほか、参加者からの質問への回答を行い双方向のコミュニケーションを取っていました。どうやってプロポーザルを考えるか、どうすれば採択されるかといった話題には参加者からも意見が飛び交い、みなさまの熱意を感じました。
最後に
今回はRubyのcommitterから初学者まで多様な属性のRubyistが集まり、RubyKaigiが帰ってきたような和気あいあいとした雰囲気のイベントとなりました。来年のRubyKaigi 2026に向けて意欲も高まり、さらに楽しみになったかと思います。みなさまご参加いただきありがとうございました!
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